No. 3 イランイラン

バンレイシ科/木本/花から抽出
南国やココナッツを思わせる花の香り。濃ゆ〜い激甘口
この香りを使ってお客様をトリートメントしていると、自分が「バリの夕暮れの、海沿いにあるアロマトリートメント屋のお姉さん」になった気分になり、適度に酔いしれていい感じになります。
さざ波の声がやさしく耳をくすぐり、オレンジ色の夕焼けと潮風が肌をなで、よくある、わら?のような屋根のついた、部屋ではなくて柱で支えてあるだけの、東屋(あずまや)みたいなところで、やっている感じです。
最初、この香りと出会ったときは「ウエッ」となりすこぶる嫌いだったのですが、香りというのは不思議なもので、嗅げば嗅ぐほど愛しくなってくるんですよね。
オレンジやローマンカモミール、ラベンダーなどと合わせると甘く、それでいて意外とくどすぎない、丁度よい具合。グレープフルーツやゼラニウムとも合いそう。
催淫作用で有名です。以前アロマショップで働いていた時、お客様に「人を興奮させる精油ってありますか?」と訊かれ、私は「はい、ございますよ。リフレッシュして頭をシャキッとさせるような感じですか?」と聞き返したら、「いえ、なんかこう、ムラムラさせるような…」とおっしゃったので、私「ではこれはいかがですか」とイランイランとローズウッドとサンダルウッドをすすめたら、「とにかくいちばん効くやつを…」、で、イランイランを推薦したらそそくさと買っていかれました。私はできるだけ顔色を変えないように、あまりその件について細かく突っ込んで欲しくないような雰囲気でしたので、できるだけ冷静に対応させていただきました。アダルトグッズの店員のような気持ちになりました。その後、武器は役にたちましたでしょうか? ウソのようですが、本当の話です。
そんなことを書くと、そんなイメージばかりが先行してしまいそうですが、この精油をトリートメントに使うと、何といいますか、とにかくリラ〜ックス、という作用もあるけれど、ただただダウナーの域に鎮静鎮静〜↓↓という感じではなく、深いリラックスの先に、明るい幸せな気持ちがやってくる、ハッピーなところを引き出してくれる精油だな、と私は思っています。
使いすぎると濃すぎてオエッとなりますので、使う時は少なめで。「良い加減」で使うことがポイントです。ちょい薄いくらいがハッピーです。
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